CreativeCastではGeneXusを使用してシステム開発をしています。
というわけでGeneXusの入門編を複数回に分けて書いていきます。
GeneXusとは
GeneXusは、ローコード開発プラットフォームで、プログラムの自動生成が可能です。
各種構成
- GeneXus18
- SQLServer2022
- C#
GeneXusでは様々な言語&DBをサポートしていますが、今回は上記構成で行います。
各種インストール
- SQLServer2022をインストール
今回はカスタムでインストールします。
(基本でインストールすると設定したい項目を設定できない場合があるので)
インストール途中で「sa」のパスワードを設定するか確認があるので、そこでパスワードを設定しましょう。
GeneXusインストール
GeneXusではKBで使用する情報をSQLServerで管理しています。
なのでGeneXusを使用する場合にはSQLServerが必須です。
よくある間違いとして、
①KBで使用するデータベース(SQLServer)と
②GXが自動生成するApplicationが使用するデータベース(今回の場合SQLServer)が
同じであるという認識をしている人がいますが、別です。Windows環境で開発を行う上で①、②ともにSQLServerを使用しているだけです。
IISの有効化
※ 設定は一例となるので、有効化する機能は業務により異なります。
URLRewriteのインストール
無くても動く場合がありますが、作成する機能によっては必須なのでインストールしてください。
最新版を入れることをオススメします。
GeneXus起動
GeneXusを起動します。
ライセンスが無いと起動できないので、ライセンスを購入して入れてください。
ライセンスの購入方法、取込み方法はここでは割愛します。
KB(ナレッジベース)の作成
起動したらKBを作成します。
他の言語などではプロジェクトなど呼びますが、GeneXusではKB(ナレッジベース)です。
Transaction作成
今回はSampleなので適当にKeyとValueだけの構成にしています。
DB作成
GeneXusの接続設定からDB接続を行い、DBを作成します。
ビルド
ツールバーの ボタンを押すか
メニュー > ビルド > 全てビルド を押してビルドを行います。
ビルドを行うとターゲットディレクトリに各言語(C# や Java)が生成されています。
ターゲットディレクトリは メニュー > オプション > ターゲット で表示できます。
ビルドを行うとデベロッパーメニューが表示されます。
(GeneXus18では、GeneXus内で表示され、GeneXus17以前はブラウザで表示されます)
作成したトランザクションをクリックしてブラウザで表示します。
トランザクションではデータの登録やデータの参照が可能です。
今回のまとめ
今回はインストール、KB作成、ビルドを行いました。
業務においても環境構築は必須の作業になるので、数少ないGeneXusエンジニアの方の参考になればいいと思います。
続きはそのうち書きたいと思います。
以上です。