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  • GeneXus

2023.11.20

インストール ~ ビルドまで

GeneXus入門編 その1

CreativeCastではGeneXusを使用してシステム開発をしています。

というわけでGeneXusの入門編を複数回に分けて書いていきます。

GeneXusとは

GeneXusは、ローコード開発プラットフォームで、プログラムの自動生成が可能です。

各種構成

  • GeneXus18
  • SQLServer2022
  • C#

GeneXusでは様々な言語&DBをサポートしていますが、今回は上記構成で行います。

各種インストール

  • SQLServer2022をインストール

インストーラー

今回はカスタムでインストールします。
(基本でインストールすると設定したい項目を設定できない場合があるので)

★★★ ポイント ★★★
インストール途中で「sa」のパスワードを設定するか確認があるので、そこでパスワードを設定しましょう。

GeneXusインストール

GeneXusではKBで使用する情報をSQLServerで管理しています。
なのでGeneXusを使用する場合にはSQLServerが必須です。

★★★ ポイント ★★★
よくある間違いとして、
①KBで使用するデータベース(SQLServer)と
②GXが自動生成するApplicationが使用するデータベース(今回の場合SQLServer)が
同じであるという認識をしている人がいますが、別です。Windows環境で開発を行う上で①、②ともにSQLServerを使用しているだけです。

IISの有効化

※ 設定は一例となるので、有効化する機能は業務により異なります。

URLRewriteのインストール

無くても動く場合がありますが、作成する機能によっては必須なのでインストールしてください。
最新版を入れることをオススメします。

インストーラー

GeneXus起動

GeneXusを起動します。
ライセンスが無いと起動できないので、ライセンスを購入して入れてください。
ライセンスの購入方法、取込み方法はここでは割愛します。

KB(ナレッジベース)の作成

起動したらKBを作成します。
他の言語などではプロジェクトなど呼びますが、GeneXusではKB(ナレッジベース)です。

Transaction作成

今回はSampleなので適当にKeyとValueだけの構成にしています。

DB作成

GeneXusの接続設定からDB接続を行い、DBを作成します。

ビルド

ツールバーの ボタンを押すか
メニュー > ビルド > 全てビルド を押してビルドを行います。

ビルドを行うとターゲットディレクトリに各言語(C# や Java)が生成されています。
ターゲットディレクトリは メニュー > オプション > ターゲット で表示できます。

ビルドを行うとデベロッパーメニューが表示されます。
(GeneXus18では、GeneXus内で表示され、GeneXus17以前はブラウザで表示されます)

作成したトランザクションをクリックしてブラウザで表示します。
トランザクションではデータの登録やデータの参照が可能です。

今回のまとめ

今回はインストール、KB作成、ビルドを行いました。

業務においても環境構築は必須の作業になるので、数少ないGeneXusエンジニアの方の参考になればいいと思います。

続きはそのうち書きたいと思います。

以上です。

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